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今回のブログ担当は、小野寺ですにじ

 

9月も半ばが過ぎ、少しずつ暑さが和らいできました。

秋の夕暮れ時は、何となく少し寂しい空気感があり、

そこがなぜか個人的に好きな季節です。

最近ふと、健康に、そして安全に暮らせていることが

どんなに素晴らしいことか、より感謝しなくてはならないなと

思うことがあります。

秋はスポーツ・読書・食欲など身体も頭も動かすチャンス(?)!

心身共に健康でいられるように頑張ります!

 

さて、そんな風に日本が秋に差し掛かる中、

先日中国・上海では大規模なインテリアの国際展示会がありました。

今回は私が視察に行かせていただきましたので、

早速張り切ってご紹介したいと思います!

 

 

出発当日、日本は朝から雨。

雨男と社内で噂されている私の実力を発揮してしまったようで。

現地に到着しても雨なら行動も制限されるのではないかと

かなり落ち込んでいました。

 

 

しかし!

現地の空港に到着すると、外はまさかの突き抜けんばかりの快晴晴れ

実はこの出張中、帰るまでこの写真のような快晴が続きました。

もはや雨男とは呼ばせない、私はもう雨男ではなくなったんです。

 

 

まず最初に向かったのは上海新国際博覧センター。

ここでは『Furniture Manufacturing & Supply China2017』、

通称FMC2017が開催されていました。

 

 

 

会場には開場30分以上前に到着したのですが、

すでにとてつもない行列が。

並んでいる人の国籍もバラバラのようで、

日本人の姿は確認できませんでした。

というよりも、日本語が聞こえてこなかったので

そう思ったのかもしれません。

 


入口には巨大なオブジェが。

人の大きさと比べていただくと、

その大きさが分かっていただけると思います。

 

 

そして、会場の規模も大きいです。

建物自体がとにかく大きい。

 

 

行列ができていたせいか、

開場予定時刻前に入ることができたのですが、

中に入るとガラガラな印象。

おそらく会場が広いので、

先程の行列の人たちは散らばってしまったのだと思います。

おかげで悠々と各ブースを見ることができました。

 

 

 

 

 

会場は日本の展示会でも見られるような

オーソドックスに家具を並べているブースもあれば、

中国・上海ならではの伝統家具や

チャイニーズモダンを体現しているブースもあり

様々なスタイルを見ることができました。

 

 

 

 

あるブースでは売り込みが激しいところもあれば、

これは売るというより情報やスタイルを発信しているのだなと

思われるコンセプトブースなどもあり、

世界各国から来たバイヤーやゲストに対して

自国の文化をアピールしようとしているような気もしました。

いずれにせよ、ここから世界へと広がっていくのだと思うと

改めて楽しい空間だと思いました。

 

 

そこから無料のシャトルバスで次の会場へ。

会場間の距離がかなり遠いのでこうした配慮は助かりますね!

『いくらですか?』って運転手に聞いたら『FREE(無料).』と言われ

なんて優しい人だと思いましたが…、

全員無料でした。

 

 

次の会場もすでに大規模な予感がします。

この時点で脚は悲鳴をあげていました。

 

 

そして予想通り大きい。

むしろこちらの方が広い気が。

何となく、これから登る高い山を見て呆然としているような

感覚に襲われました。

 

こちらでは『第23回中国国際家具展示会』、

通称『メゾン上海』が行われていました。

 

ちなみに会場はこのような配置になっており、

上の会場写真の『N5』と見えるのは無数にある建物の1つです。

つまり大きな、というよりバカでかい建物が三角型に密集しているわけです。

恐るべし中国。恐るべし上海。

 

 

 

会場の中へ入ると、こちらは最初の会場に比べすでに満員状態。

人気のあるブースは人が普通に通れないほどでした。

 

 

 

ソファには座って真剣に考え事をしている人もいれば、

『これ気持ちいいな!』と言ってサッと立ち去っていく人も。

人間模様の縮図のような不思議な熱気に包まれた会場内では

至るところでビジネスの会話が広がっていました。

 

 

人の目を引くキャッチーなディスプレイをするブースもありました。

上の写真の会社名の上に無数にあるもの、

何だかおわかりになりますか??

 

 

実は全てチェアの座面なんです。

背座一体型のプラスチックチェアを製造しているようで、

会社の象徴としてディスプレイしているようでした。

思惑通り、通り過ぎる人は皆立ち止まって驚いていました。

 


最近はこれくらい木目がワイルドな家具も人気が出ていますね。

 

 

 

 

会場内はとても華やかなのに、

裏手の機材置き場やゴミ捨て場は無残なことになっていました。

ここは特に関係者専用のスペースというわけではなく、

色んな人が通る位置に大量にゴミがあったので、

呆れる思いと、少し残念な気持ちになりましたね。

 

 

 

会場内を進んでいくと、何やら良さげなテーブルがありました。

周りの人もみんな『これ、良いな!』と

話していたのでブースを覗いてみました。

 


おや、見覚えのあるソファが…。

 

 

と、実はこのブースは、

当店でも取り扱いのある『Ligne Roset(リーン・ロゼ)』のブースでした。

この人だかり、さすがだと思いました。やはり良いものは良い。

丸太の模様を利用したテーブルは軽やかさがあり、

モダンな家具にも合わせやすいなと感じました。 


 

会場には以前お会いしたロゼの社長の姿も。

何やら真剣な顔で話されていたのでビジネスの商談でしょうか。

 

 

 

こうして次々とブースを回り、

すでに脚が棒のようになったところで、次の会場へ。

 

 

 

次の会場へもかなりな距離があるので、

今度はタクシーで移動。

さっきまでいた上海の中心部が真ん中右付近に3本見えるタワービル。

遠い。そして広い。

 

 

車に揺られること1時間。

次の目的地に到着。

こちらもかなり大きい。最後までもってくれ私の脚。

 

こちらでは『第40回中国国際家具展』が行われていました。

会場の形は四葉のクローバーのような形をしていてとても個性的です。

 

 

会場内は一体型になっており、階によってブースがわかれています。

今回は1階をメインに見ることにしました。

 

 

 

さきほどの会場に比べて人が極端に少なく、

廊下はかなり広いのでより人の少なさが目立ちました。

 

 

愛知県のメーカーであるカリモク様もブースを出されており、

リクライナーチェアが複数展示してありました。

ここでやっと日本の方と認識できる人を見れました。

何だか嬉しかったです。

 

 

そして当店でも取り扱いのあるHTL様のブース。

こちらは全てのブースの中で一番大きく出店しておりました。

写真右側に見える黒っぽい外壁の部分は全てHTL様のブースで、

中に入るには招待状や特別な販売ルートの繋がりが必要なエリアでした。

今回はありがたいことにご招待いただいたので、

ブースの中で日本未発売のものや、

これから販売予定のソファなどを実物を交えてお話させていただきました。

 

 

帰りは地下鉄で宿まで。

上海の地下鉄はものすごくキレイで驚きました。

主要部には繋がっているので、

時間があれば地下鉄である程度どこでも行けます。

しかも東京や名古屋など日本の都市部のように

『〇〇線』から『△△線』に乗り換えという感じではなく、

全て『1号線』や『12号線』など番号なので、

慣れるとかなり楽です。

 

 

 

せっかくなので夜の上海を滞在中に一人で何度も出歩きましたが、

上海中心部は夜でも本当に人が多く、

歩行者天国は人で溢れかえっています。

暇そうな店のスタッフ達の多くは

恨めしそうに外の人の流れを見ていましたね。

 

 

上海の夜景は本当に綺麗。

超高層ビルの光と色とりどりのネオンが煌いています。

今回この景色を見て少しセンチメンタルになるかと思いきや、

景色を見ようととんでもない人だかりだったので

それどころではなく・・・。

でも宿に帰ってからは妻の顔を思い出して

煽るようにお酒を飲み、一人涙で枕を濡らしました。

 

 

 

 

 

 

 

その他に少し観光も。

 

 

 

 

ちなみに上海タワーでは、

高所恐怖症なのに死ぬ思いで透明床にチャレンジしました。

あれは海外だからこそ挑戦できたのだと思います。

本当に貴重な機会でした。

 

 

 

地下鉄やタクシーも使いましたが、

3日間で6万歩以上歩き、距離にして47kmも歩いてました。

最近運動不足でどうしようもなく弱い私の脚ですが、

今回はよく頑張ってくれました。

やればできる。普段からの運動を再開しようと決意しました。

 

公私共に素晴らしい貴重な経験となった今回の上海出張でした。

ご来店いただいたお客様で、

興味のある方や上海あるあるをお持ちの方は

ぜひ気軽にお声掛けください!笑

今回の経験を生かして

また日々真摯に過ごしていきたいと思いますき


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